打刻設定

この作業を実施する人:労務管理担当者     作業時間:20分

 このセクションでおこなう設定の目的

働き方改革関連法における労働安全衛生法の改正に伴い、2019年4月1日より「客観的方法による労働時間把握」が義務化されました。これに伴い、今までは出勤簿や手入力で行っていた勤怠管理とは別に、健康管理の観点から、客観的な記録を行うことが求められます。このセクションでは、打刻の設定の流れをご案内します。

 このセクションの設定を進める前の準備・チェックポイント

契約時にどの打刻方法を選んだか

このセクションの解説内容

「打刻」するための設定方法を理解する

MINAGINEには以下の打刻方法があります。
1)Web打刻
2)スマートフォンアプリ打刻
3)ピットタッチ(ICカード)打刻
4)PCのログオン/ログオフ打刻
5)Slack打刻

※1)Web打刻と 2)スマートフォンアプリ打刻の利用可否は、MINAGINE上で設定が可能です。
 3)ピットタッチ打刻と4)PCのログオン/ログオフ打刻のご利用には、お申込みが必要になります。

方法1:Web打刻の場合

Web打刻は、MINAGINE上で打刻を行います。 ログイン後の最初の画面(ホーム画面)および、メニューのWeb打刻画面より、打刻が可能です。

 Web打刻の画面

 Web打刻の利用条件の設定

操作画面 設定 > 就業管理 > タイムカードマスタ > タイムカードの設定(会社/部署)
 ●Web打刻の利用可否:
   登録の設定 > 
登録の設定 > 登録方式
 ●人事および上長による代理打刻の可否:
   登録の設定 > 
登録の設定 > Web代理打刻
 ●休憩打刻の利用可否:
   表示の設定 > 
ボタンの設定(Web打刻・携帯打刻) >休憩開始・休憩終了  

MINAGINE上で、Web打刻の利用可否・人事および上長による代理打刻の可否・休憩打刻の利用可否を設定できます。(会社単位・部署単位で設定が可能です。)

初期設定は、以下の通りです。必要に応じて変更してください。
●Web打刻の利用可否 : 利用可能
●人事および上長による代理打刻の可否 : 利用可能
 (レベル3以上の社員のメニューに、代理打刻が表示されるようになります。)
●休憩打刻の利用可否 : 利用可能

方法2:スマートフォンアプリ打刻の場合

操作画面 設定 > 就業管理 > タイムカードマスタ > タイムカードの設定(会社)>
 登録の設定 > 登録の設定 > 登録方式 

スマートフォンアプリ打刻は、アプリストアからインストールしたアプリで、打刻が可能です。
(気軽にどこでも打刻が可能になるため、位置情報の登録を必須にしています。)

MINAGINE上で、スマートフォンアプリ打刻の利用可否を設定できます。(会社単位のみでの設定です。)
初期設定は、「利用不可」にしています。

 スマートフォンアプリ打刻の画面

方法3:ピットタッチ打刻・PCログオンログオフ打刻の場合

 設定時の留意点

初期設定は、MINAGINE運営事務局が行います。

●ピットタッチ打刻
<MINAGINE運営事務局>
 ・端末の設定、送付
<ご利用者側>
 ・到着した端末に電源の接続、ネットワークの接続

●PCログオンログオフ打刻
<MINAGINE運営事務局>
 ・アプリケーションの設定、送付
<ご利用者側>
 ・アプリケーションのインストール


 打刻に失敗した場合

操作画面管理 > システム管理 > 打刻 > ピットタッチ打刻ログ・ログオン(オフ)打刻ログ

MINAGINEに登録されておらず、打刻に失敗したICカードやPCは、エラーとして記録されます。 エラーとなったICカードやPCから、MINAGINEアカウントの紐づけができます。

方法4:Slack打刻の場合

操作画面Slackアプリ上のコマンド入力画面にて操作します。

Slack連携は、社員へのメッセージングの機能を強化し、社員の労働時間意識向上と人事部門の管理業務負担軽減につなげていくことを目的としています。社員がSlackアプリ上で、以下のコマンドを打刻することで、ミナジントップ画面の打刻履歴に表示されるとともに、タイムカード打刻欄に反映されます。

 Slackで使うコマンド情報

 出勤時の、Slack画面での操作例


1.Slack画面より、出勤コマンドを入力します。
出勤コマンド:/minagine in
2.Slack画面より、打刻情報確認コマンドを入力すると、出勤・退勤情報が表示されます。
サンプル:出勤:0830、退勤:未打刻
3.MINGINEのWEB画面に、Slack打刻されていることが確認できます。
打刻形式:Slack
 ◀前の記事へ
目次へ
次の記事へ▶