手当対象の有無を確認するために「出社」や「リモート勤務」等、特定事項の回数をカウントしたい場合、

タイムカード入力画面またはタイムカード承認画面にマーキングできる、「ラベル」または「タグ」を

活用いただくことで、勤怠データ出力(自由定義) で回数を出力することが可能です。


本ページではタイムカードに登録したタグの個数を勤怠データ出力(自由定義)に項目追加する方法をご案内します。

※ラベルのカウント方法はこちら をご参照ください


目次

  1. ラベル機能とタグ機能の違い
  2. タグ機能の設定方法
  3. 勤怠データ出力項目への追加方法
  4. 勤怠データ出力(自由定義)への項目追加方法
  5. カウント結果の確認方法


■操作可能ユーザー:人事権限者 


■作業ページ

・タイムカードの設定(会社)の表示設定(設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>表示の設定)

・タイムカードのタグ(設定タブ>就業管理>タイムカードのタグ

・勤怠データ出力項目の追加(設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力項目の追加

・勤怠データ出力レイアウトの設定(設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力レイアウトの設定 

・勤怠データ出力(自由定義)(処理タブ>就業管理>締め・計上>勤怠データ出力(自由定義)




1.ラベル機能とタグ機能の違い

ラベル機能とタグ機能ではタイムカード画面上でカウントしたい項目を選択し、

勤怠データ出力ファイルでカウント結果を確認することができますが、

使用方法や設定の制限に違いが下記の通りあります。


項目
ラベル
タグ
選択権限
社員:可能
上長:不可

設定により
社員のみ可能/上長のみ可能/両者とも可能

文字数
2文字
100文字まで
※表示制限文字数を超えると…と略化されます
※表示制限文字数の変更(調整)は非対応です
選択個数
1日に1個のみ
複数選択可能
選択方法
プルダウン
チェックボックス
色付け
黒のみ
黒/赤/青
集計
可能
可能


<ラベル機能>


<タグ機能>




2.タグ機能の設定方法

初期値ではタグ機能が有効になっていないため、利用できるように設定します。


設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)にて [表示の設定] をクリックします。


②「入力・表示欄の設定(タイムカード)」欄のタグより下記を設定します。

・タグ欄を「利用する」に変更

・タグを入力できるのは「申請・承認ともに編集可」


③ 画面最下部の [更新] をクリックします。


設定タブ>就業管理>タイムカードのタグ を開きます。


[新規] をクリックします。


⑥下記項目を入力し、[登録] をクリックします。

・タグコード:任意の数字

・タグの文字色:任意の色

・タグ名:任意の名前


⑦下記画面が表示されれば、登録完了です。




3.勤怠データ出力項目への追加方法

勤怠データ出力項目の追加とは、勤怠データ出力レイアウトの設定画面にある「使用できる項目」に

出力したい任意の項目を追加できるカスタマイズ機能です。


設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力項目の追加をクリックします。


[新規] をクリックします。


③下記項目を入力し、[登録] をクリックします。

・データ種:分類  ▶「その他」

      データ種▶「タイムカードタグカウント

・データ項目コード:任意の数字

・データ項目名:任意の名前(わかりやすいように「タグカウント(タグ名)」を推奨しています)

・タイムカードタグカウント:カウントしたいタグ


④下記画面のように表示されれば完了です。




4.勤怠データ出力(自由定義)への項目追加方法

設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力レイアウトの設定 より

 カウントする項目を追加したいレイアウトを開きます。


②出力項目の [項目追加] をクリックします。


③下記の通り入力し、[更新] をクリックします。

・出力項目名:任意の名前

・列ヘッダー名:出力項目名と同じ名前

・データ項目:分類        ▶「勤怠データ出力項目の追加画面」で登録された項目

       使用できるデータ項目▶「3.勤怠データ出力項目への追加方法」で作成した項目を選択、「+」を押下

※その他の項目は必要に応じて変更してください。




5.カウント結果の確認方法

処理タブ>就業管理>締め・計上>勤怠データ出力(自由定義) を開き、勤怠データを出力します。

・対象期間:算出したい期間

・出力レイアウト:「4.勤怠データ出力(自由定義)への項目追加方法」で設定した出力レイアウト

・部署:全社員分の場合は変更不要