有休消化率を確認したい場合、付与日数に対する消化率と指定期間に対する消化率の確認方法があります。

それぞれのデータの確認方法をご案内いたします。


■目次

  1. 付与日数に対する消化率の確認方法
  2. 指定期間に対する消化率の確認方法


■操作対象ユーザー:人事権限者


■作業ページ

・休暇残チェッカー(部署別)(管理タブ>就業管理>有休・振休チェック>休暇残チェッカー(部署別)

・有給休暇・振替休日の管理(設定タブ>社員管理>有給休暇>有給休暇・振替休日の管理

・休暇・欠勤の一覧(処理タブ>就業管理>休暇>休暇・欠勤の一覧




1.付与日数に対する消化率の確認方法

管理タブ>就業管理>有休・振休チェック>休暇残チェッカー(部署別)を開きます。


②検索条件を選択し、[検索]をクリックします。

・期間:任意の期間を選択します

 ※例:「1年前~」を選択すると、本日より1年前に付与された休暇が対象になります

・部署:任意の部署を選択します 

 ※全社員の場合はブランクのままにしてください。

・休暇種別:「有給休暇」を選択します

 ※会社により休暇種別名が異なる場合があります

・対象者:管理職も確認したい場合は、選択します 

・年次有給休暇:「年次有給休暇制度の休暇のみを表示」にチェックします 

・振替休日:チェックされていないことを確認します


検索結果が表示されるため、「消化率」を確認します。

例:皆仁花子の場合

  付与日数40日のうち、消化日数は26日のため、消化率は65%です。




2.指定期間に対する消化率の確認方法

特定の期間に何日付与・消化されたかを確認したい場合は、

複数の出力データを加工していただく必要がございます。


必要なデータは2種類です。

  1. 付与日数データ
  2. 消化日数データ


a.付与日数データの出力方法

設定タブ>社員管理>有給休暇>有給休暇・振替休日の管理 を開きます。


②付与日を任意の期間で設定し、休暇種別を該当の有給休暇に選択したうえで、[出力]をクリックします。

 

b.消化日数データの出力方法

処理タブ>就業管理>休暇>休暇・欠勤の一覧 を開きます。


④休暇日を任意の期間で設定、休暇種別を該当の有給休暇に選択し、

 承認ステータスを「承認」にしたうえで、[出力]をクリックします。


⑤出力した2つのデータを加工していただくことで、
 特定の期間の付与に対しての消化を反映した有給取得率の算出が可能となります。



加工例:

  1. aの付与日数データのファイルに、bの消化日数データを貼りつけ、データを1つのファイルにまとめます。
  2. いずれもcsvファイルで出力されているため、xlsx形式などで保存します。
  3. aの付与日数データの社員コードをキーに、
    bの消化日数データ で一致する社員コードの消化日数を算出します。
  4. aの付与日数データに対して、3で算出した日数を%で算出します。