どのような勤怠管理を
 目指しますか?


どのような運用を目指すかによって、当初設定の詳しさが変わります

MINAGINE利用開始にあたっておこなう設定項目はたくさんありますが、目指したい運用ステージにより、設定不要の項目もあります。まずは基本設定のみでスタートし、運用が軌道に乗ってから変えていくことも可能です。


【現在のステージを確認するためのチェックリスト】

チェック項目ステージ
紙ベースで記録を作成。正確な出退勤時刻はとっていない。0

残業は申請で提出し、事後承認制。

上司はいったん承認印を押しているだけで実態が把握できていない。

1~2

申請・承認フローが曖昧で、課長が忙しいときには承認なく人事に提出している。

1~2

残業は直属上司に事前申請し、承認された日のみ実施。

残業終了時も正確に打刻できている。

3

上司が不在の時には代理承認者を任命し、部下は誰の承認をもらえばよいか理解している。

3




どのステージにおいても本当に貴社に合った働き方(就業形態)ですか?
就業規則や賃金規程等の附属規程類に雇用契約書、36協定等の協定類の内容は適正ですか?新たにシステムを導入するこの機会がそれらを見直すのに良い機会ですので、残業時間削減や監督署対策等も併せて進めてください!



どのような管理をするかの方針により、打刻設定方法が変わります
法律遵守を前提としても、勤怠管理は各社一律ではありません。 効率的な管理が大原則なのか、 法律遵守を確実にするためにシステムを使うのか。 その方針が打刻設定に影響します。





  目指す管理タイプの判定リスト


①「打刻」ベースか「申請」ベースのいずれで設定するか

確認項目判定
勤怠管理で最も重視したいのは、法律100%遵守ができる状態をつくることだ打刻ベースの設定
基本的には本人申請を基準とし、上司が承認するスタイルをとりたい申請ベースの設定

タイムカードの設定で反映します


②ミス防止をどこで制御するか

確認項目判定
上司の段階でミス防止機能が働くようにしたい必要なアラートが出るような設定
現場では承認フローが動けばよく、人事側でしっかりチェックしたい細かい設定はせず最後に人事がチェックする設定

タイムカードの設定で反映します



  MINAGINEで最適な管理を目指しましょう


MINAGINEでの管理は、定められた就業規則(勤務時間や休日、遅刻早退の扱い等)にあわせて設定します。まず自社の状況を整理しましょう。


① 自社で使われている就業形態は?

固定勤務制をとっているのか、フレックスタイム制やシフト制なのか、
あるいは複数の形態が混在しているか、自社の就業形態を明確にします。

 ※詳しくは、「1-4 就業形態を整理しましょう」を参照。

② 時間外勤務はどのように計算している?

予定勤務時間を超えた分を計算するのか、定めた所定時間数以上になったら計算するのか、あるいは法定時間を超えた分を計算するのか、現状・ありたい方法を明確にします。

 ※「打刻ベースか申請ベースか」の考え方を参照。


③ 休日はどのように扱っている?

同じ休日でも、法定休日か否かを識別する必要があります。また、休日に出勤した場合の振替をどのように運用するかも、あらかじめ定める必要があります。

 ※詳しくは、「1-5 休日の運用について、整理しましょう」を参照。


④ 遅刻早退は勤務時間の計算に反映させている?

出勤予定時刻が決まっていれば、それよりも遅い出社、早い退社は遅刻早退と判断できますが、フレックス制やシフト制の場合は、遅刻・早退という考え方があるのかどうか、定めている制度によって異なります。自社の場合を明確にします。

 ※詳しくは、「1-5 休日の運用について、整理しましょう」を参照。


⑤ 出勤予定はどのように定められている?

一定のパターンが決まっていればシステム上で自動作成することができますが、毎週、毎月ごとにシフトを組む場合は手動作成することになります。自社の出勤予定の定め方について、明確にします。

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