1.概要


MINAGINEの権限は「部署」-「役職」-「社員」の単位で設定します。


1)部署の権限

MINAGINEには、「会社」「社員」「就業」「給与」の4つのサブシステムがあります。部署単位では、上記の4機能を、その部署で有効にするか否かを設定します。






2)役職の権限

1)で有効にした機能に対して、どの権限レベルを付与するかを設定します。

  別途設定をしなければ、最上位階層部署の設定が適用されますが、他の部署と異なった役職の権限を設定したい場合、

  部署ごとに個別設定をすることも可能です。


3)社員の権限

2)で付与した権限レベルを、社員単位で設定します。特定の社員のみ権限レベルを上げるといった場合に利用します。



【MINAGINEの権限レベル】

■1:一般の社員の権限

■3:承認者の権限

・就業管理でのタイムカード・申請の承認(別途、承認者としての設定が必要)

・社員管理での部下の社員情報の変更申請

・給与管理での部下の給与明細の参照

■4:人事部の権限(ほぼすべての機能が利用可能)

■5:役員の権限(複数の会社がある場合に所属していない会社も操作ができる点が、Lv4との違いです)





◉部署の権限


部署単位では、その機能を 「有効」 にするかどうか のみを設定します。


【 設定 】

たとえば、A部署では 「社員管理」 機能を使わせないが、B部署では使わせる といった設定が可能です。



[会社管理][社員管理][就業管理][給与明細]とは、それぞれ各メニューの大項目と紐づいています。

 

【例】[社員管理]を「有効」にすると、その部署に所属される方は右画像の[社員マスタ]~[アラートの設定]のメニューを、[役職の権限]の権限レベルに応じて、操作が出来るようになります。


◉役職の権限


役職の権限では、その部署の役職単位に、「権限レベル」を設定できます。


権限レベルは、空欄または1,3~5の数値で設定します。

空欄:操作不可

1:自身のタイムカードや申請などの操作ができます(一般社員レベル)

3:部下の承認などの操作ができます(部課長レベル)

4:ほぼすべての操作ができます(人事・総務部レベル)

5:複数の会社ですべての操作ができます(経営者・役員レベル)


 


ただし、役職の権限は、会社の 「最上位階層部署」 へのみ設定すれば、 他の部署へもこの設定がデフォルトで反映されます。 


デフォルトと異なった役職の権限を設定されたい部署へのみ、 この画面にて役職の権限を別途設定してください。



◉社員の権限

社員の権限では、役職ごとに設定した権限レベルを上書くことができます。

この機能は、たとえば役職は一般であるが、人事担当のためLv4権限が必要な場合などに利用します。

ただし、上書きできる権限レベルは上方向のみで、役職より下の権限レベルに設定することはできません。

(1→3はできるが、3→1はできない)

権限レベルは、社員ごとに「空欄」または1,3~5の数値で設定します。