勤怠データの出力

この作業を実施する人:労務管理担当者     作業時間:60分

 このセクションでおこなう設定の目的

MINAGINEのデータは、各種申請一覧や、タイムカード、打刻一覧、給与計算ソフトへ取り込む用の集計データを、出力できます。

 このセクションの設定を進める前の準備・チェックポイント

出力が必要な勤怠データの見直し

このセクションの解説内容

1.各種申請一覧:各申請の一覧画面よりCSVファイルを出力する

2.タイムカード:出力画面より、全社員・部署ごとに一括で出力可能 ※1

3.打刻一覧:出力画面より、全社員・部署ごとに一括で出力が可能


4.集計データ:タイムカードの締め作業完了後に、出力画面より、出力が可能

※1:設定によりタイムカード画面から個別出力も可能です。CSV・Excel・PDFの形式で出力できます。

MINAGINEでの「締め」作業について

MINAGINEでの締め作業は、大きく2つの作業(締め・出力)となります。
出力したファイルを給与ソフトに取り込むことで、給与計算を実施します。

 操作画面の表示・遷移例

ここに注意!

勤怠の締めは、部門長(各承認者)による「承認」が完了していないと、進めることができません。毎月いつまでに承認を終わらせるべきか、事前に周知しておくとよいでしょう。

 人事ユーザーガイドブック P108~113参照。
 

データ出力可能な申請一覧を確認する

操作画面処理 > 就業管理

操作画面に表示された各種申請の「〇〇の一覧」より、申請内容を確認できます。
検索条件より、出力したい期間や種別などを指定し、「出力」ボタンにてCSVファイルを出力します。

 操作画面の表示・遷移例

 

タイムカードを出力する

 出力画面より、一括で出力する

操作画面 (人事権限)処理 > 就業管理 > 締め・計上 > タイムカード出力
 (承認権限)処理 > 就業管理 > タイムカード > タイムカード出力 

出力期間や出力ファイルの形式を選択できます。全社員等大量のデータを出力する時は、データの作成に時間がかかるため「予約出力」にて、後ほどダウンロードすることをおすすめします。

 操作画面の表示・出力ファイル例

 タイムカード画面より、個別に出力する

操作画面
(設定)
 設定 > 就業管理 > タイムカードマスタ > タイムカードの設定(会社/部署)
> 表示の設定 >ボタンの設定(タイムカード) 

タイムカードの出力方法がどのようになっているか、「ボタンの設定」をクリックして確認します。初期設定は、すべてのタイムカード画面で出力ボタンを表示するようになっていますが、設定により表示しないようにすることも可能です。

 

打刻履歴を出力する

キャンセルされた打刻を含め、すべての打刻履歴を出力できます。

操作画面 (人事権限)処理 > 就業管理 > 締め・計上 > 打刻データ出力
 (承認権限)処理 > 就業管理 > タイムカード > 打刻データ出力 

 操作画面の表示・出力ファイル例

 
 

集計データを出力する

集計データは、社員のタイムカードを、上長が承認後、人事部により締め作業を行った後に出力が可能になります。締めを行うことで、MINAGINEが計上処理を行い、所定勤務・法定内残業・法定外残業などが計算されます。

 計上処理までの流れ

 データの締め

操作画面処理 > 就業管理 > 締め・計上 > 一括

タイムカード一括締め画面より承認済みの社員全員の勤怠を一括で締めることが可能です。
計上処理を同時に行うため、締めの完了には時間がかかります。

 操作画面の表示例

 計上結果

操作画面処理 > 就業管理 > 締め・計上 > タイムカード計上

2-4 就業時間の登録」で登録した計上処理に基づき、計算されます。計算結果は、タイムカード計上画面で確認できます。
なお、計上結果は画面上で修正可能です。

 操作画面の表示例

 
 

集計データを出力する

MINAGINEでは、指定した期間の集計データを出力可能です。CSVで出力し、そのまま給与計算ソフトに取り込みができるよう、出力データの掲載順・掲載内容・組み合わせ方法を自由に定義できます。

操作画面処理 > 就業管理 > 締め・計上 > 勤怠データ出力(自由定義)

 操作画面の表示例

 

「出力レイアウト」には、出力データの掲載順・掲載内容・組み合わせ方法が定義された項目が表示されます。出力したいレイアウトを選択します。
データの出力には、時間がかかりますので、予約出力の利用をおすすめします。


次ページで、初期設定で登録されている出力レイアウトを説明します。

 

集計データの出力レイアウトを設定する

ご利用の給与ソフトに取り込むために、新たに出力レイアウトを定義したい場合は、以下画面より設定します。ここでは一例として、就業形態別の主要項目について対象有無を記載しています。
※就業形態用レイアウトに個別に項目追加して管理することも可能です。

操作画面設定 > 就業管理 > 勤怠データ出力マスタ > 勤怠データ出力レイアウトの設定
項目
原則適用フレックスタイム裁量労働制変形労働時間制管理監督者
社員コード
社員名
労働日数(出勤日数)
労働時間
法定内残業(総枠として)(会社による)(総枠として)
法定外残業(法定枠として)(法定枠として)
60H超残業
法定休日労働
法定休日深夜労働
所定休日労働
(労使協定で可)
深夜労働時間(22:00-5:00)
欠勤日数(管理項目として)
遅刻早退時間(コアタイムあり)
有休取得日数(半休含む)(暦日のみ)
有休取得日数(時間単位)
有休残日数
特休取得日数
月間フレックス法定内残業
月間フレックス法定超残業
月間フレックス不足時間
コアタイム遅刻早退回数
代休取得日数(時間数)
振休取得日数(時間数)
振出取得日数(時間数)
 人事ユーザーガイドブック P113参照。
 
 ◀前の記事へ
目次へ
次の記事へ▶