ミナジン勤怠管理システムでの代休機能及び設定方法についてご案内いたします。


■目次

  1. 代休の概要
  2. ミナジン勤怠管理システムの代休機能
  3. 設定方法


■操作対象ユーザー:人事権限者


■作業ページ

・休暇の種別(設定タブ>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別 

・休暇・遅刻・早退申請の設定(設定タブ>就業管理>休暇マスタ> 休暇・遅刻・早退申請の設定)




1.代休の概要

①「代休」とは、休日労働が行われた場合に、

 その代償として以後の特定の労働日を休みとするものであって、前もって休日を振り替えたことにはなりません。

 従って、休日労働分の割増賃金を支払う必要があります。


 (参考:厚生労働省HP 振替休日と代休の違いは何か。

  https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyunhou_12.html より抜粋)




2.ミナジン勤怠管理システムの代休機能

①ミナジンの代休機能は休日出勤をした際に、休暇が自動付与される機能を指します。

 この機能を利用するには、以下の通り、休日出勤に「代休」を紐づけ登録が必要です。


 また、代休は付与されている場合にのみ、休暇申請の際に休暇種別で選択が可能となります。


 代休は付与日(休日出勤日)から休暇の種別メニューで設定した有効期限の日程の中で利用でき、

 有効期限を過ぎると自動消滅(履歴はあるが利用できない休暇として登録)されます。




3.設定方法報

①休暇・遅刻・早退申請の設定(設定タブ>就業管理>休暇マスタ> 休暇・遅刻・早退申請の設定)

 を開きます。


②代休の設定欄の利用の可否:代休付与を「利用する」へ変更します。


休暇の種別(設定タブ>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別 で「代休」種別を作成します。

 (1)画面下部の[新規]をクリックします。

 (2)以下の通りに設定

  休暇種別の種類  :代休 ※①の設定によって「代休」が選択できるようになります

  計上で使用する休暇:付与対象の休暇(計上で使用する休暇)

  有効期限     :貴社想定の期間

  勤務時間数の下限 :貴社想定の時間 ※ここで設定した時間数を上回る休日出勤申請の場合に代休が付与される

  全日休/部分休  :全日休

  休暇時間数の設定 :休暇日の所定時間数



休暇時間数の設定 休暇日の所定時間数/マスタ画面で設定した所定時間数 の違い 
ここの設定では、休暇が申請、承認された際にタイムカードに表示される休暇の時間数を どの時間をもとに表示するかを決定いたします。 

休暇日の所定時間数      :休暇申請された日の予定欄の所定時間数が反映されます。 マスタ画面で設定した所定時間数:タイムカードの設定等で設定した所定時間数が反映されます。  ※シフト制で毎日の所定時間数が異なるが、   休暇取得時は8時間等、固定の時間数を反映したいときに、この設定が利用されています。



時間外勤務の種別(設定>就業管理>時間外勤務マスタ>時間外勤務の種別で代休を紐づけます。  

 ※振替休日を取得できる休日出勤種別を利用されている場合は、

  代休種別を自動付与する休日出勤種別を新たに作成することを推奨いたします。


 代休の自動付与:この申請が承認された時、代休を自動付与する にチェック

 代休の種別  :代休 ※②で作成した代休の種別を選択

 上記設定を行い、[更新]をクリックします。(新規作成時は[登録]をクリックします。)