1年で5日分以上の申請を行うとエラーが発生して申請できないよう制限する設定をご案内します。





・時間単位年休の上限アラート
設定>就業管理>休暇設定マスタ>休暇・遅刻・早退申請の設定にて、

「アラートする」に変更すると青枠部分が表示されます。

※「アラートする」に変更すると1年5日のチェックができるようになります。


・1年の起算日

「規定日」の場合は4桁の月日登録必要

※月日を指定しなくても社員の入社日を基準に自動で起算日が判定できるよう、

「入社日」「入社日から6か月後」の選択肢も登録可能です。


・上限時間数

2桁の自然数が登録可能



〇社員マスタ画面

時間単位年休の上限アラートを「アラートする」に変更すると

社員マスタ画面に新しく設定項目が表示されます。


「休暇・遅刻・早退申請の設定」画面で設定した会社設定と異なるルールを適用したい場合

社員毎に設定ができる箇所となります。

※現在アップロードでの一括登録が不可となります。

対象者が多数いる場合、社員コード、1年の起算日、上限時間数の情報をいただければ

弊社の方で代わりに登録させていただきます。




◆アラート表示について


〇設定条件

・休暇の設定または社員マスタで「時間単位年休の上限アラート」が [アラートする]に設定されている

・対象の休暇種別の設定が「年次有給休暇」 かつ申請対象の休暇が「時間休単位」 である


〇アラートについて

申請時に1年間の時間休累計(☆)が上限を超過しているとアラートが表示されて申請不可になります。


☆時間給累計について

休暇日に対して直前の起算日から1年間の間に指定されている時間休の合計をチェックしております。

例:起算日が「0401」で設定されていて休暇日2022.2.22の場合

2021.4.1~2022.3.31の期間に取得された時間休の累計をチェック

※申請ステータスが 「削除」「取り下げ」「否認」の時間休はチェック対象外となります。



◆残日数画面の表示について

時間休上限アラートを「利用する」に変更すると

各自の残日数画面のアラート対象の時間休累計時間が表示されます。



◆既存休暇と未来に付与される休暇設定の変更

今までの上限設定を解除し、新しく追加した設定での上限規制をするために

以下、ご対応のほどよろしくお願いいたします。


①設定→社員管理→有給休暇→有給休暇・振替休日の管理画面を開き、

 直近2年間の有給休暇を「Excel(更新アップロード用)」にてダウンロード



②F列:付与日数とH列:時間単位で取得できる日数を同じ日数に修正して上書き保存



③設定→社員管理→有給休暇→有給休暇・振替休日の管理/アップロードを開き、

 アップロード区分:更新でアップロード



※年次有給休暇の種別が複数ある場合は上記すべての年次有給休暇種別にてご対応くださいませ。



④設定→就業管理→休暇マスタ→有給休暇制度の作成画面を開き、

 年次有給休暇を付与する制度をクリック、

 画面下に表示される「付与日数と時間単位で取得できる限度日数」欄で、

 付与日数と時間単位日数を同じ日数に変更して更新



※「アラートしない」場合、下記事象が発生する場合があります。

・付与休暇毎に時間休が何日分利用できるかが設定されていた

・時間休の残日数が不足した状態で申請をすると直近付与分の残日数から時間休を消化される

・付与されている全ての有休の時間給上限を超過した場合はアラートが表示され申請できない

→厳密な「1年間で5日」という制限ができない状況となっておりました。


(例)下記2年分の有給休暇が付与されている

①2021/1/1 10日付与 時間給上限5日

②2022/1/1 11日付与 時間休上限5日

※1時間あたりの時間休単位は0.125日(40時間分利用可能)


【事例1】

2021/1/1以降利用した有給休暇が時間休39時間分のみ

①の残日数は5.125日(時間休39時間分消化)

②の残日数は11日

→この状態で時間休2時間分利用すると下記状態になる。

①の残日数は5日(時間休40時間分消化)

②の残日数は10.875日(時間給1時間分消化)

【事例2】

2021/1/1以降利用した有給休暇が時間休77時間分のみ

①の残日数は5日(時間休40時間分消化)

②の残日数は10.625日(時間給37時間分消化)

→この状態で時間休6時間分利用すると下記アラートが表示されて申請不可