タイムカードの更新を行うときに使用する「簡易計算して更新」の仕様について説明します。
■目次
- 始めに
- 概要
- ボタン表示
- よくある質問
■操作対象ユーザー:承認権限者・人事権限者
■作業ページ
・タイムカード入力(処理タブ>就業管理>タイムカード>タイムカード入力>対象社員の一覧)
・タイムカード承認(処理タブ>就業管理>タイムカード>タイムカード承認>対象社員の一覧)
1.始めに
タイムカード上で更新操作を行う際にご注意いただきたい点は、下記の通りです。
<ご注意> |
・システムの設定や環境次第では一度の [簡易計算して更新]では反映されないことがございます。 その場合は複数回 [簡易計算して更新] を実施ください。 ・タイムカードを修正しても [簡易計算して更新] をせずに画面遷移した場合システムに登録されません。 ・[簡易計算して更新] と [勤務時間の簡易計算] は別の機能になります。 [勤務時間の簡易計算]だけでは更新されません。 ・タイムカード設で申請コピーを「入力済みでも反映する」とした場合、承認欄を変更し [簡易計算して更新] しても申請欄の内容が反映されます。その場合は申請欄から修正が必要です。 ※設定の確認・変更は人事権限者であれば以下から可能です。 設定タブ>就業管理>タイムカードマスタ>タイムカードの設定(会社)>登録の設定>▶開始・終了時刻の設定 ![]() |
2.概要
タイムカード上で修正した内容を保存したり承認するときは、
[簡易計算して更新] をすることで自動計算が行われた後にシステムに登録されます。
なお、「1.始めに」の注意点にもございますが、
システムの設定や環境次第では一度の[簡易計算して更新]では反映されない場合があります。
もし、一度の [簡易計算して更新] で正しく勤務時間が反映されない場合は、複数回実施ください。
※複数回 [簡易計算して更新] を実施しても想定通りに反映されない場合は、
ヘルプデスクまで詳細をご連絡ください。
※補足:「簡易計算して更新」と「更新」の違い
「簡易計算して更新」は予定や勤務時間など入力された内容に基づき、システムにて自動計算後に更新します。
「更新」の場合、自動計算はされず入力した内容で更新します。
休暇申請や時間外申請などの各種申請が登録されている場合、
[簡易計算して更新] を行うことで申請がタイムカードに登録されます。
例えば1日の勤怠を「半日勤務+半休」で処理する場合、
半日分の勤怠登録と半休の休暇申請承認後に[簡易計算して更新] を行うことで、
半日勤務+半休で自動計算が行われシステムに登録されます。
なお、休暇日に急遽勤務が発生した等で休暇を取り消す場合は、
休暇申請を取り下げた後に [簡易計算して更新] を行うことで勤務時間の登録が可能になります。
3.ボタン表示
人事権限者であれば、[簡易計算して更新] のボタン表示/非表示の設定が可能です。
①設定タブ>就業管理>タイムカードマスタ>タイムカードの設定(会社)>表示の設定 を開きます。
②画面下部の▶ボタンの設定 (タイムカード)の「簡易計算して更新」の項目にて
表示させたい位置のプルダウンを [表示する] に変更します。
③画面最下部の [更新] をクリックします。
4.よくある質問
[簡易計算して更新] に関するよくある質問を下記にてご紹介します。
・タイムカード入力画面で「簡易計算して更新」が押せないのはなぜですか
・QA:タイムカードで簡易計算をして更新しても後日元に戻ってしまうのですがどうしたらいいのか