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勤怠データ検証の流れについてご案内します。

勤怠データ出力項目の設定完了後、勤怠の出力データが正しいかどうか確認するために、

実際の過去の勤怠データを用いて検証します。


■編集可能ユーザー:人事権限者


■検証の流れ


1.テストアカウントの選定、準備

実際に検証対象のデータを取り込むアカウントを選定します

ミナジンで用意している下記アカウントまたは

状況に応じて新規でテスト用のアカウントを作成してください


例:アカウントの使い分け例

・固定勤務の働き方サンプルAの検証   ⇒9001 皆仁次郎で実施

フレックス制の働き方サンプルBの検証  9005 皆仁フレックスで実施 


※ミナジンで用意しているテストアカウントの初期値

・9001 皆仁次郎(一般ユーザー・固定勤務制)

9002 皆仁太郎(承認ユーザー・固定勤務制

9003 皆仁花子(人事ユーザー・固定勤務制

9004 皆仁シフト(一般ユーザー・シフト制)

9005 皆仁フレックス(一般ユーザー・フレックス制コアタイム有)



2.検証用に実際の勤怠データの用意

設定の流れと準備物」でもご紹介した下記データを使用していきます

・日別の勤怠データ

・現行の給与システムに連携している1ヶ月分の勤怠集計の結果 


できる限り残業の計算方法や休日出勤の発生、休暇の申請などが発生している

2~5名程度社員の勤怠データを使用して検証しましょう


また過去の勤怠データでは検証できない項目があれば

(代休や休日出勤、その他イレギュラーな勤怠)

テスト用に日次勤怠データを作成し、検証しましょう



3.休暇や時間外申請の実施 

サンプルデータで休暇や時間外申請が行われていた場合、

テストアカウントでMINAGINEにログインし、実際に申請と承認を行います

※勤怠データのようにデータ取込では対応していないため、画面上で実施します


例:休暇や時間外申請と承認作業のイメージ

皆仁次郎アカウント/皆仁フレックスアカウント休暇/時間外申請

 または皆仁花子アカウントで代理申請

皆仁花子アカウントで休暇/時間外申請承認



4.MINAGINEへのデータ取込

1で選定したアカウントに2のデータを取り込みます

※詳細は「タイムカードのアップロード」をご参照ください


例:アカウントの使い分け例

・固定勤務の働き方サンプルAの2021年12月分の勤怠⇒9001 皆仁次郎の2021年12月に取込

フレックス制の働き方サンプルBの2021年12月分の勤怠⇒ 9005 皆仁の2021年12月に取込


5.タイムカードの承認⇒締め⇒データ出力

3で取り込んだデータを人事ユーザーのアカウントでタイムカードの承認⇒締め⇒データ出力まで行います

タイムカード締めまで行わないと、勤怠データの出力をしてもデータが「0」で表示されます


例:タイムカードの承認、締め、データ出力作業のイメージ

皆仁花子アカウントでタイムカードの締め、勤怠データの出力



6.実際の勤怠データとテスト検証で出力したデータの比較

2の実際の勤怠データと5で出力した結果を比較し、データに差異がないかを確認します

差異がなければ、給与計算担当者に最終チェック、承認をしてもらいます



7.(データに差異があった場合)差異の原因追及・確認

データに差異があった場合、差異が発生したデータ項目に対して下記確認し原因を追究し確認します

例:原因特定するための観点

・テスト検証に登録した時刻が実際の勤怠データ と違う時刻を取り込んでいないか

・休暇申請など行っているか、申請の設定が正しくなく計上されている休暇(欠勤)時間数に誤りがないか

・正しいデータ項目を使った式を作成できているか

・出力したい項目の定義通りに計算式を作成できているか

・(タイムカード計上画面に表示されている時間数では正しい場合)給与計算前に勤怠データ修正や加工を行っていないか





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