こちらの記事は2021年1月1日施行の子の看護休暇・介護休暇の時間単位取得に対応するための

休暇の種別作成方法をご案内しております。


■目次

  1. 休暇種別:子の看護休暇・介護休暇を作成する
  2. 半日単位の子の看護休暇・介護休暇を作成する
  3. 時間単位の子の看護休暇・介護休暇を作成する


■操作対象ユーザー:人事権限者


■作業ページ

・休暇の種別(設定>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別



1.休暇種別:子の看護休暇・介護休暇を作成する


<注意点>
・既に作成されている場合は2.部分休単位、3.時間単位の有給休暇種別作成からご確認ください
・MINAGINEでは時間単位有給を作成するには、システム上の「有給休暇」種別で休暇を作成する必要がございます。

・無給休暇で集計したい場合、最終的な勤怠データ出力(自由定義)の定義を修正することで無給休暇として集計する

 ことができます。


①休暇の種別(設定>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別 )を開き、

 [新規]をクリックします。

②・休暇コード

 ・休暇名

 を入力し必要に応じて

 ・説明

 ・備考

 を記入します、

③以下、設定し[登録]をクリックします。

項目名選択内容
休暇種別の種類 
有給休暇
職種による制限貴社運用方針に沿って設定ください。
計上で使用する休暇  付与対象の休暇(計上で使用する休暇) 
有効期間 
1年間
有給休暇区分
その他の有給休暇
付与の要否
「この休暇を付与された場合のみ利用できる休暇にする」にチェック
全日休/部分休 全日休
休暇時間数の設定休暇日の所定時間数


▼コラム

・説明欄
 説明欄に記載した文章は、休暇申請時にその休暇を選択すると
 休暇種別の下に説明文が表示されます。
・備考欄休暇申請画面等には表示されません。 休暇種別の画面でのみ表示されます。






2.半日単位の子の看護休暇・介護休暇を作成する

<はじめに>

半日単位 子の看護休暇・介護休暇

時間単位の子の看護休暇・介護休暇を利用する場合、

所定時間数が7時間30分など、1日の所定労働時間数に1時間に満たない端数がある場合には

端数を時間単位に切り上げる必要があります。


また、半日単位で子の看護休暇・介護休暇を取得する場合は

1日の所定時間数の1/2以上の時間数を取得させなければなりません。

したがって午前、午後で休憩時間数を分けている場合は注意が必要です。

例)

日の所定時間数
半日単位の休暇時間数時間単位で取得できる回数/日
8時間4時間8回/日
7時間30分4時間8回/日
7時間3.5時間7回/日


①休暇の種別(設定>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別 )を開き、

 [新規]をクリックします。

②・休暇コード

 ・休暇名

 を入力し必要に応じて

 ・説明

 ・備考

 を記入します、

③以下、設定し[登録]をクリックします。

項目名選択する内容
休暇種別の種類
有給休暇
職種による制限
貴社運用方針に沿って設定ください。
計上で使用する休暇
他休暇の残日数を消化する休暇
消化対象の休暇
「1.休暇種別:子の看護休暇・介護休暇を作成する」で作成した休暇種別を選択 
全日休/部分休
部分休
休暇時間数の設定 
休暇日の所定時間数
部分休単位/時間給単位
部分休単位
部分休の取得単位 
0.5日
※1日の所定時間数の半分以上の時間数を登録する場合は
「計上時に基準とする時間数」にその時間数を0000の形式で入力してください。
半休申請時間数チェック
貴社運用方針に沿って設定ください。






3.時間単位の子の看護休暇・介護休暇を作成する

<はじめに>

「時間単位 子の看護休暇・介護休暇」

 時間単位で子の看護休暇・介護休暇を取得する場合、法令上は1時間単位で休暇を取得する必要があります。

 ※就業規則等で分単位での取得を許可している場合は

 法律を上回る規定となるため問題ございません。


 しかし、所定時間数が7時間30分など、1日の所定労働時間数に1時間に満たない端数がある場合には

 端数を時間単位に切り上げる必要があります。

①休暇の種別(設定>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別 )を開き、

 [新規]をクリックします。

②・休暇コード

 ・休暇名

 を入力し必要に応じて

 ・説明

 ・備考

 を記入します、

③以下、設定し[登録]をクリックします。

項目名選択する内容
休暇種別の種類
有給休暇
職種による制限
貴社運用方針に沿って設定ください。
計上で使用する休暇
他休暇の残日数を消化する休暇
消化対象の休暇 
 「1.休暇種別:子の看護休暇・介護休暇を作成する」で作成した休暇種別を選択 
全日休/部分休
部分休
休暇時間数の設定
休暇日の所定時間数
部分休単位/時間休単位
時間休単位
時間休の取得単位
60分  ※分単位での取得を認めている場合はその分数を選択
部分休単位
1日8時間勤務の場合は0.125日
※0.125日は1/8日を意味します。1日の勤務が7時間、6時間の場合は
 下記の通りに付与を行えば、5日×7時間、6時間が利用できます。
 7時間:0.142日 6時間:0.166日
※1日の所定時間数が7時間、6時間と所定時間数が異なる方が複数いらっしゃる場合は、
 休暇種別(時間単位)を7時間用、6時間用を作成し、
 それぞれの種別を利用していただく必要がございます。




▼子の看護休暇・介護休暇の付与設定

https://ablework.freshdesk.com/ja-JP/support/solutions/articles/24000061699-子の看護休暇・介護休暇の付与方法


▼子の看護休暇・介護休暇のデータ出力

https://ablework.freshdesk.com/ja-JP/support/solutions/articles/24000063079-子の看護休暇・介護休暇を勤怠データ出力に追加登録を行う