ミナジン勤怠管理システムにおける、タイムカード設定の就業時間の各設定について説明します。

■目次
期間の設定
就業時間の設定
休憩時間の設定
打刻に関する設定
就業時間の詳細設定
■操作対象ユーザー:人事権限者
■作業ページ
タイムカードの設定(設定タブ>就業管理>タイムカードの設定>就業時間の設定)
1.期間の設定

・締めの単位:勤怠を確定させ、給与計算できる状態にする締めの単位
通常は月次が多いが、アルバイト・パートなどで給与が日払いや週払いのケースでは
日次や週次にする場合があります。
・月の開始日:月の起算日(締め日の翌日)を設定します。
例)月末締めの場合、月の開始日は1日です。
・週の開始日:週の起算日を設定します。
週40時間超の法定外勤務の計算や法定休日を定めていない(法定休日を所定休日の最終日とする)場合の
起算日となります。
・月度の単位:月度の定義を設定をします。
例)月の開始日が21日の場合、4月21日〜5月20日を4月度とするか、5月度とするかの設定です。
4月度とする ⇒「開始日を含む月を当月度とする」を選択
5月度とする ⇒「開始日を含む月の翌月を当月度とする」を選択
2.就業時間の設定

・就業形態
社員マスタにて就業形態が必須の設定となっているためこちらの設定はどの選択肢にしてあっても
システムへの影響はございません。
・日の所定勤務時間数
こちらで設定した時間数は、以下の項目に影響します。
①休暇取得時間
休暇種別の設定の休暇時間数の設定を「マスタ画面で設定した所定時間数」としている場合に適用されます。
②フレックスタイム制の過不足基準
フレックスタイム制の従業員が振替出勤を行った際の、勤務時間の過不足を計算する基準となります。
③シフト2の時間外・所定外時間の基準
時間外時間および所定外時間を計算する際の基準となります。
例)7時間で設定して9時間勤務するとタイムカード上は時間外時間「0200」、
タイムカード計上は所定外0100法定外0100で登録される。
・週の所定勤務時間数
出勤予定をアップロードする際の時間数を変更することが可能です。
・勤務間インターバル時間数
勤務終了から次の勤務開始までの休息時間を管理するための機能です。
下記ヘルプサイトにて詳細をご確認ください。
※新UIに記事コピー後、旧UI記事からは勤務間インターバルを削除
・36協定レポート
下記ヘルプサイトにて詳細をご確認ください。
3.休憩時間の設定

平日(および休日)に勤務した場合に、自動で反映させたい休憩時間数の設定です。
下記ヘルプサイトにて詳細をご確認ください。
4.打刻に関する設定

打刻をした際の日付が切り替わる境目の時刻の設定です。
上記設定の場合の例
・勤務開始
4月1日23時59分以前の開始打刻:4月1日の開始打刻となる
4月2日00時00分以降の開始打刻:4月2日の開始打刻となる
・休憩開始/終了、勤務終了
①4月2日02時59分以前の終了打刻:4月1日の終了打刻となる
②4月2日03時00分以降の終了打刻:4月2日の終了打刻となる
①の場合

②の場合

5.就業時間の詳細設定

・深夜勤務時間帯
労働基準法にて定められている初期値のままで問題ありません。
・夜勤
2暦日の夜勤の設定箇所です。
日をまたぐ夜勤勤務を1回の勤務として扱うための設定です。

・条件
1日目の出勤予定の終了時刻と、2日目の出勤予定の開始時刻が同じである必要があります。
例)出勤予定 1日目:1500-2400 /2日目:0000-0900
・仕様
①勤務ステータスの表示
1日目に「夜入」、2日目に「夜出」と表示されます。
②勤怠データ出力の集計
「夜勤日数」の項目では「2日」ではなく「1日」として集計されます。
※夜勤日数以外の日数では2日として集計されます。
[勤務日数][所定勤務日数][深夜勤務日数(所定勤務)]等は2日として集計されます。
③[みなす]設定
[みなす]で設定を有効にすると、タイムカード登録の設定で下図の項目が表示されます。
1日目の終了打刻と2日目の開始打刻がなくても、[簡易計算して更新]ボタンを押すことで、
予定時刻が自動で打刻時間に反映されます。
※この場合でも、打刻が未入力である旨のアラートは表示されます。