上長承認後の全員分のタイムカード(勤怠)を給与計算用データとして出力できるよう
勤怠データ出力レイアウトの設定を行っていきます。
■目次
- 勤怠データ出力レイアウトの設定の概要
- レイアウトの作成方法
- レイアウトの項目作成方法
■編集可能ユーザー:人事権限者
■作業ページ
・勤怠データ出力レイアウトの設定(設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力レイアウトの設定 )
1.勤怠データ出力レイアウトの設定の概要
データの出力対象者に合わせて出力方法や計算方法が異なる場合は、
対象者や計算方法に合わせてレイアウトを別々で用意します。
※MINAGINEでは条件分岐ではなくレイアウトの種類で使い分けを行っています
例:一般、管理職、アルバイトで分類する場合
2.レイアウトの作成
①設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力レイアウトの設定を開きます
②[新規]をクリックします。
③必須項目*を入力し、[登録]をクリックします。
・レイアウトコード:任意の数字を入力します
・レイアウト名:任意の名前を入力します
・ファイル形式:「可変長」を選択します
・ファイル名のプレフィックス:
ファイルをダウンロードして保存する名前の初期値「yyyymm」の前に任意で名前を追加することが可能です。
例:「minagine_」と入力すると、ファイル名「minagine_202112」でダウンロード可能
※デフォルト値の設定も修正可能です。
項目名 | 設定内容 |
雇用形態 | 選択は不要です。空白のままで問題ありません。 アルバイト(時給者)のみ/アルバイト(時給者) 以外等、雇用形態でデータの出力対象を限定させたいときに、使用されています。 |
管理職 | 選択は不要です。空白のままで問題ありません。 役職マスタで管理職として登録している場合、管理職のみ/管理職以外等、データの出力対象を限定させたいときに、使用されています。 |
1日の所定勤務時間数[必須] | 「各社員のタイムカード計上データの値をそのまま利用する」を選択します |
3.レイアウトの項目作成方法
デフォルトで「出力項目1~3」が表示されるので、出力項目1から更新していきます。
①項目名・列ヘッダー名を任意の名前を記載します。
・項目名:画面上で表示される名称
・列ヘッダー名:出力ファイルに表示される名称
②データ項目に出力したいデータになるよう項目追加、または四則演算します。
「使用できるデータ項目」より該当の項目を選択し、右側に表示される「+」をクリックします。
クリック後、「データ項目」に選択した項目が反映されます。
各項目の合計や差異などを出力出来るように設定する場合、
「記号」よりマークをクリックすることで四則演算が可能です。
「出力項目2」「出力項目3」に対しても同様の操作で任意の項目を設定します。
項目を追加したい場合、「項目追加」をクリックすることで項目を追加することが出来ます。
<補足> |
・特定の休暇種別や時間外種別によって申請・承認された時間数をカウントしたい場合は データ項目の追加が必要です。詳細は下記をご参照ください。 ・出力項目の表示列を変更したいは、変更したい項目を選択した状態で ▲▼ をクリックすることで変更できます。 【移動前】 【移動後】 |
③その他の必須項目*と必要に応じて項目 を入力します
項目 | 詳細 |
出力形式 | 該当するものを選択します ★社員名 ・社員名 ⇒ 文字 ★日数やカウント、社員番号の場合 例: ・所定労働日数、休出日数 ⇒ 数値 ・出社した数(タグやラベルの数) ⇒ 数値 ・社員番号 ⇒ 数値 ★時間数の場合 例:1時間30分の場合 60進数(1.30)で表記したい場合 ⇒ 時刻2 分単位(90)で表記したい場合 ⇒ 分 10進数(1.5)で表記したい場合 ⇒ 時間数 その他(130 / 1:30など)で表記したい場合 ⇒ 時刻1、時刻3のいずれか ★その他 ・勤務時間数などの時間数を出力したい形式に合わせて選択します (給与ソフトなどに連携しているデータの表記をご確認いただき設定することを推奨いたします) |
時刻丸め | 「出力形式」で時刻1、時刻2、時刻3、分のいずれかを選択した場合に設定可能です |
小数桁数 と 丸め | 「出力形式」で数値、時間数のいずれかを選択した場合に設定可能です |
④[更新]をクリックします。
※就業形態別の項目作成の例は下記のとおりです
残業の算出方法など参考にしてください
計算式作成対象者 | リンク |
固定勤務制 | 設定方法 |
フレックス制 | 設定方法 |
変形労働制 | 設定方法 |
時給制 | 設定方法 |
管理監督者 | 設定方法 |