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その他休暇(有給)の登録を行っていきます。年次有給休暇以外の有給扱いの休暇の設定方法をご案内します。

※休暇の設定例はこちらをご参照ください

※年末年始や日付が指定されている夏季休暇の設定方法については、

 「会社カレンダーで「会社独自の休暇(休日)」設定手順」をご参照ください


■目次

  1. 運用する休暇の確認
  2. 休暇の登録方法


■編集可能ユーザー:人事権限者 


■作業ページ

・休暇の種別(設定タブ>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別


■動画コンテンツ



1.運用する休暇の確認


確認事項詳細
1運用したい休暇の種類システムで管理したい休暇を洗い出します

■会社独自の休暇の例

夏季休暇、リフレッシュ休暇、バースデー休暇、慶弔休暇、結婚休暇、病気休暇


■法定休暇の例

産前産後休暇、生理休暇、介護休暇、育児休暇、子の看護休暇、公民権行使


▼運用のポイント

・必ずしも就業規則に記載している休暇すべてをシステムに登録する必要はありません
・自動で必ず付与させる、どの休暇をどのくらい使用しているのか管理するなどがなければ「その他特別休暇」で運用することを推奨します

2有給/無給の分類1で洗い出した休暇のうち「有給休暇」「無給休暇」のいずれかに当てはまるかを分類します
3部分休の運用1、2で整理した休暇に対して部分休(半休・時間休)で申請可能かどうか整理します

▼運用のポイント
・制度上使用可能な場合でも、使用頻度の少ない休暇については、まずは全日休のみで運用を始め、部分休が必要となった際に部分休の設定をすることを推奨します

※特に無給休暇の時間休は時間単位且つ休暇の種類ごとに休暇の作成が必要のため、最小限の休暇の種類から運用を始めることをおすすめします
4付与方法
有給休暇については自動付与/手動付与/付与なしで申請可能とするのか、付与方法を整理します
※無給休暇は自動付与/手動付与は非対応です


2.休暇の登録方法


設定タブ>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別より標準で作成された「新規」開きます


 ②下記項目を設定します


設定項目
設定内容
1休暇コード任意の数字を入力します
2休暇名任意の名前を入力します
3説明申請者が休暇申請する際に表示させる文章です
注意事項がある等必要に応じて記載します
4備考作成する休暇について記載することがあれば記載します
5

休暇種別の種類

「有給休暇」を選択します

6

計上で使用する休暇

休暇残日数を付与する休暇か、申請した際に他種別の休暇残日数から消化される休暇なのかを選択します

・付与する休暇⇒「付与対象の休暇(計上で使用する休暇)」を選択 

他種別の休暇残日数から消化 する休暇 「他休暇の残日数を消化する休暇」を選択します 


例)有給休暇    ・・・付与対象の休暇

  有給休暇(半休)・・・他休暇の残日数を消化する休暇

             (有休残日数から引く)

  慶弔休暇    ・・・付与対象の休暇 

  夏季休暇    ・・・付与対象の休暇 

7

有効期間

付与日から有効な期間を設定します

(1週間、1カ月、1年間、期限なし等)

例:期限の例 

・1カ月の場合

⇒付与してから1か月

 15日支給した場合、翌月14日まで有効です


・期限なし

⇒特に期限が決まっていない場合や、複数の休暇を1つの休暇種別でまとめて運用する場合に使用します

8有給休暇区分「その他の有給休暇」を選択します
9

付与の要否

休暇日数が付与されていないと申請できないかの設定です。


付与する⇒付与されるまで申請できない/残日数が0だと申請できない

付与しない⇒付与しなくても随時自由に申請可能


例)夏季休暇・・・付与されていないと申請できない⇒チェックする

  忌引・・・付与されていなくても申請できる⇒チェックしない

10

(付与する場合)

利用時の制限

申請日数に関わらず、1回のみ申請ができる制限を行う場合に選択します

例)リフレッシュ休暇を5日間付与

・分割して取得できない場合(チェックした場合)

⇒3日で申請(消化)した場合、1回申請を行った為

 残日数が2日残っていても2回目の申請は不可

分割して取得できる場合(チェックしてない場合) 

1回目の申請で3日で申請(消化)後、残日数2日を別途申請可能

11(付与する場合)
残日数の表示
残日数を表示させる場合⇒チェックする
残日数は表示させない場合⇒チェックしない
全日休の場合
12全日休/部分休
「全日休」を選択します
13休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数

半休の場合
14全日休/部分休
「部分休」を選択します
15休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数

16部分休単位/時間休単位
「部分休単位 」を選択します
17部分休単位「0.5」日と入力します
18計上時に基準とする時間数

・所定労働時間の半分の場合⇒空白

 省略した場合は、所定労働時間×部分休単位で計算されます


・午前休と午後休で休暇取得時間が違う場合⇒時間数を入力

例)午前有休:08:30-12:00の3時間30分 ・・・0330

  午後有休:13:00-17:30の4時間30分 ・・・0430


※MINAGINEの半休の仕様詳細についてこちらをご参照ください

19休憩時間帯所定労働時間の半分の場合は空白を推奨します

申請時にあらかじめ時間帯を入力した状態にしたい場合、入力します
※午前休、午後休を取得する時間帯が固定の場合、あらかじめ入力すると入力ミスが防げます
時間休の場合
20全日休/部分休
「部分休」を選択します
21休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数

22部分休単位/時間休単位
「時間休単位 」を選択します
23
時間休の取得単位取得最小単位になるよう任意の時間を選択します
※1時間、2時間など最小単位を1時間単位にしたい場合⇒60分
 30分、1時間30分など最小単位を30分単位にしたい場合⇒30分
24
部分休単位
時間単位/所定労働時間で算出した日数を入力します

例:所定労働時間8時間で1時間の時間休を作成する場合
  1/8=0.125 ⇒ 0.125を入力
  所定労働時間7時間30分で1時間の時間休を作成する場合
  1/7.5=0.133333… ⇒ 0.133を入力
25
計上時に基準とする時間数
計上したい時間を入力します

例:1時間の場合⇒「0100」、30分の場合⇒「0030」
26休憩時間帯
取得する時間が任意であるときが多い場合、
空白にしておくことを推奨します


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