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半休・時間休の仕様、仕組について説明します。

休暇を使用した際に、誰が何日分または何時間分の休暇を使っているかをシステムに反映させる際に

どういうことを考慮する必要があるかの説明です。


■目次

  1. 計上時間数
  2. 部分休単位(計上日数)
  3. 例(年次有給休暇)

■編集可能ユーザー:人事権限者 


1.計上時間数


MINAGINEでは作成した休暇に付与日数の枠を設けているため、

残日数の管理は休暇の種類と紐づいています。



そのため、所定労働時間が異なると部分休(半休) 使用時に計上したい時間数が異なるため、

所定労働時間が複数ある場合は、それぞれ休暇の作成が必要です


影響する箇所

・タイムカード画面(入力・承認・締め)に反映される時間数


・上記をもとに計算される勤怠出力データ

 例:稼働時間数に有給時間数を含めている場合等


2.部分休単位(計上日数)


何日分休暇を使用したかのカウントについても、

所定労働時間が異なると部分休(時間休) 使用時に計上したい日数が異なるため、

所定労働時間が複数ある場合は、それぞれ休暇の作成が必要です


影響する箇所

・取得可能な休暇日数(時間数)の管理

 付与して使用できる休暇の場合、部分休(半休・時間休)を使用すると残日数から差し引かれる日数に影響が出ます


・上記をもとに計算される勤怠出力データ

 例:どの休暇を何日分取得していたかのカウントしている場合等



3.例:年次有給休暇


総計●日から、全日休(1日分)や部分休(半休や時間休)を消化する場合、

全日休(1日分)の休暇種別に何日付与するかを定義し、

部分休(半休や時間休)を使用した場合は、全日休(1日分) で管理している総数から差し引いています。


例:社員Aに年次有給休暇を10日付与した場合

  全日休(1日分) に10日付与、半休を作成(使用した場合は全日休(1日分) の総枠から使用日数を差し引く)



例Ⅰ:全日休(1日)を使用した場合

総日数消化日数①有給休暇(1日)②有給休暇(0.5日)残日数
10日1日
1日
未使用9日


例Ⅱ:半休(0.5日)を使用した場合

総日数消化日数①有給休暇(1日)②有給休暇(0.5日)残日数
9日0.5日
未使用0.5日8.5日


例Ⅲ:時間休(0.125日)を使用した場合

総日数消化日数①有給休暇(1日)②有給休暇(0.5日)②有給休暇(時間休)残日数
8.5日0.125日
未使用未使用0.125日8.375日




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