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休暇の種類によって設定方法があるため、設定内容をご参照ください。

ここでは夏季休暇、慶弔休暇、 育児休暇、子の看護休暇の設定例をご紹介します。


※注意※

企業様によっては以下の設定が当てはまらない可能性があります。

基本的な設定方法はこちら(有給休暇 / 無給休暇)をご参照ください。


■目次

  1. 設定例①夏季休暇
  2. 設定例②慶弔休暇
  3. 設定例③育児休暇
  4. 設定例④子の看護休暇


■編集可能ユーザー:人事権限者 


■作業ページ

・休暇の種別(設定タブ>就業管理>休暇マスタ>休暇の種別


■動画コンテンツ



1.設定例①夏季休暇


取得時期が定まっており、取得期間も制限がある休暇の場合は、

以下のように設定することを推奨します。


設定項目
設定内容
1休暇コード任意の数字を入力します
2休暇名夏季休暇
3説明申請者が休暇申請する際に表示させる文章です
注意事項がある等必要に応じて記載します
4

休暇種別の種類

「有給休暇」を選択します

5

計上で使用する休暇

「付与対象の休暇(計上で使用する休暇)」を選択 します

6

有効期間

付与日から有効な期間を設定します

※例:3か月


7
有給休暇区分「その他の有給休暇」を選択します
8

付与の要否

「この休暇を付与された場合のみ利用できる休暇にする」にチェック

※休暇日数が付与されていないと申請できない/残日数が0だと申請できない設定です

9

利用時の制限

・付与した日数をばらばらで使用可能とする⇒チェックしない

・申請日数に関わらず、1回のみ申請ができる制限を行う⇒チェックする


例)リフレッシュ休暇を5日間付与

・分割して取得できない場合(チェックした場合)

⇒3日で申請(消化)した場合、1回申請を行った為

 残日数が2日残っていても2回目の申請は不可

分割して取得できる場合(チェックしてない場合) 

1回目の申請で3日で申請(消化)後、残日数2日を別途申請可能

10残日数の表示

「この休暇を[休暇の申請]画面の休暇残日数に表示する」にチェック

※残日数を表示させます
11全日休/部分休
「全日休」を選択します
12休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数


2.設定例②慶弔休暇


取得時期が定まっておらず、親等などに依って取得期間が異なることも多いです。

また何度起こるか予想できないため、残日数を設定できない休暇の場合は、

以下のように設定いただくことを推奨します。



設定項目
設定内容
1休暇コード任意の数字を入力します
2休暇名慶弔休暇
3説明申請者が休暇申請する際に表示させる文章です
注意事項がある等必要に応じて記載します
4

休暇種別の種類

「有給休暇」を選択します

5

計上で使用する休暇

「付与対象の休暇(計上で使用する休暇)」を選択 します

6

有効期間

「期限なし」を選択します

7
有給休暇区分「その他の有給休暇」を選択します
8

付与の要否

「この休暇を付与された場合のみ利用できる休暇にする」のチェックなし

※休暇日数が付与されていなくても申請できる設定です

11全日休/部分休
「全日休」を選択します
12休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数


2.設定例③育児休暇


育児休暇とは、子を養育する労働者の育児を目的とした休暇です。

出産後8週間の産後休暇の翌日から取得できる権利が発生します。


決まったタイミングで定期的に付与、残日数を設定できない休暇の場合は、

以下のように設定いただくことを推奨します。



設定項目
設定内容
1休暇コード任意の数字を入力します
2休暇名育児休暇
3説明申請者が休暇申請する際に表示させる文章です
注意事項がある等必要に応じて記載します
4

休暇種別の種類

「無給休暇」を選択します

5全日休/部分休
「全日休」を選択します
6休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数


2.設定例④子の看護休暇


子の看護休暇とは、小学校就学前の子どもを育てながら働く従業員に対して、

育児・介護休業法において定められている権利です。

主に病気やケガをした子どもを看護する場合や、

予防接種や健康診断などを受けさせる際に利用することができます。


子の看護休暇は1日又は1時間単位で可能な休暇です。

今回は1時間単位の例です。


決まったタイミングで定期的に付与、残日数を設定できない休暇の場合は、

以下のように設定いただくことを推奨します。



設定項目
設定内容
1休暇コード任意の数字を入力します
2休暇名子の看護休暇(1時間用)
3説明申請者が休暇申請する際に表示させる文章です
注意事項がある等必要に応じて記載します
4

休暇種別の種類

「無給休暇」を選択します

5全日休/部分休
「部分休」を選択します
6休暇時間数の設定

「休日の所定時間数」を推奨しています

・休日の所定時間数

⇒休暇取得する該当日の所定勤務時間数 

・マスタ画面で設定した所定時間数 

⇒設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>就業時間の設定にある出勤予定パターンの所定勤務時間数


例)日によって勤務時間数が異なる社員の場合

平均は8時間だが、休暇日の勤務時間数は6時間だった場合

休暇時間数を8時間とする場合・・・マスタ画面で設定した所定時間数

休暇時間数を6時間とする場合・・・休暇日の所定時間数

7部分休単位時間単位/所定労働時間で算出した日数を入力します

例:所定労働時間8時間で1時間の時間休を作成する場合
  1/8=0.125 ⇒ 0.125を入力
  所定労働時間7時間30分で1時間の時間休を作成する場合
  1/7.5=0.133333… ⇒ 0.133を入力
8
計上時に基準とする時間数

「0100」と入力します


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