本ページでは、時短勤務の従業員がいる場合の設定について、ご紹介いたします。


<ご案内>
給与計算アウトソーシング/社外人事部をご契約のお客様は設定変更前に、給与計算担当者へ下記ご連絡いただきますようお願い申し上げます。(出力される勤怠データや給与計算に影響する可能性があるため)
①変更時期 ②変更内容 ③対象者
ミナジン給与計算アウトソーシング・社外人事部を契約中の方へのシステム操作注意点


■目次

  1. 出勤予定の個人設定
  2. 部署作成(初めて適用する場合)
  3. 部署異動 
  4. 休暇種別の作成、編集(初めて適用する場合)
  5. 勤怠出力データの修正(初めて適用する場合)


!注意事項!フレックス適用がどうかで1~3の作業が異なります
出勤予定の個人設定:フレックス勤務適用なしの企業様向け。→1.出勤予定の個人設定
部署作成・部署異動:フレックス勤務適用ありの企業様向け。→2.部署作成/3.部署異動


■操作対象ユーザー:人事権限者




1.出勤予定の個人設定

時短勤務者の所定の勤務時間数の設定を行います。対象となる時短勤務者の出勤予定のみを変更する場合に必要です。

下記ページをご参照ください。


ヘルプページ:出勤予定個人設定方法




2.部署作成(初めて適用する場合)

※フレックスタイム制1、2の就業形態を採用している場合だけ必要となります。


フレックスタイム制1、2を採用している部署に関しては、「1.出勤予定の個人設定」ではなく、

部署設定にて出勤予定の時間の設定を行います。

①→②の順で作業を行います。


部署の新規作成

出勤予定時間の設定の「3.自動反映させる勤務予定(出勤予定)の時刻を部署単位で設定する方法」参照


また、時短勤務者でフレックスの就業形態の場合、下記ヘルプページの「5.振替出勤を使用する場合」の

仕様の理由により、所定時間ごとの部署の作成を行ってください。


ヘルプページ:フレックスタイム制導入時の注意点



3.部署異動

※フレックスタイム制1、2の就業形態を採用している場合だけ必要となります。


時短勤務者フレックスタイム制1、2を採用している部署に

「1.出勤予定の個人設定」とは異なり、時短勤務者用の部署を別で作成している場合に行います。

下記ページをご参照ください。


ヘルプページ:部署異動方法




4.休暇種別の作成、編集(初めて適用する場合)

休暇の種別において、半日休と時間休を使用している場合に行います。


・半日休の作業

休暇の種別を作成する際に、休暇単位の設定の「計上時に基準とする時間数」を下記条件に合わせて設定します。


①午前休と午後休の休暇時間を所定時間の半分で割っている場合


「計上時に基準とする時間数」赤枠は空白で問題ありません。


②午前休と午後休の休暇時間がそれぞれ異なる場合


それぞれの休暇時間に合わせて、「計上時に基準とする時間数」を入力した休暇を作成します。


・時間休

休暇の種別を作成する際に、休暇単位の設定を下図の例のように設定を行います。

所定労働時間に合わせて、「部分休単位」の数値を変更してください。


所定労働時間7時間:1日÷7時間=0.143

所定労働時間6時間:1日÷6時間=0.167



<参考>
休暇の種別作成方法:ヘルプページはこちら




5.勤怠データ出力の修正(初めて適用する場合)

休暇種別を新たに作成した場合、勤怠データ出力のレイアウトの修正が必要となります。


・半日休の休暇種別を新たに作成した場合

1)勤怠データ出力項目の追加


①承認日数を選択してください。

②有休承認日数【休暇種別から選択】(指定種別のみ)を選択してください。

③任意のコードを指定してください。

④任意の項目名を入力してください。

⑤4.にて新たに作成した休暇種別を選択してください。


2)勤怠データ出力レイアウトの設定

有給休暇の日数の出力を行っている出力項目に追加をお願いします。


・時間休の休暇種別を新たに作成した場合

時間休自体を初めて作成した場合は下記ヘルプページの『4.』と『5.』を参考に設定をお願いします。


ヘルプページ:時間休の設定方法


・時短勤務者の割増賃金の対象の時間となる時間外時間は8時間を超えた場合とする時

残業時間を計算する式が、下記計算式で設定されている項目があれば、時短勤務者の正確な残業時間を出力するために、

法定外時間と法定内時間を分けて出力する項目も必要となります。


『時間外時間の計算式』

【所外】日中勤務時間数] + [【所外】深夜勤務時間数] + [【法外】日中勤務時間数] +  [【法外】深夜勤務時間数]



『8時間越えの法定外残業時間の計算式』

[【法外】日中勤務時間数] +  [【法外】深夜勤務時間数]

+

『所定時間を超える8時間以内の時間の計算式』

【所外】日中勤務時間数] + [【所外】深夜勤務時間数]



<参考>
勤怠データ出力レイアウトの設定方法:ヘルプページはこちら